マー坊苗

その名のとおり「麻婆茄子」などの炒め物にぴったり！揚げたり焼いたりしてもとてもおいしいです。
「マー坊」の赤紫色はとても繊細で、調理過程で茶色く変色してしまいます。
普通に食べても美味しいですが、鮮やかな色を残すためには、下ごしらえをしてから料理するのがおすすめです。

切った「マー坊」を高温（180～200℃）の油で20～30秒素揚げします。
または、多めの油をからめ深めの耐熱容器に入れてラップをし電子レンジ（500W）で約2分（※）加熱します。　※「マー坊」1本分の加熱時間の目安です。

栽　培

植付けの2～３週間前に石灰と堆肥を施し耕うんします。
マー坊は着果がよく、大果を収穫するので露地栽培では一般の長ナスより1～2割元肥を増やします。
肥料は化成肥料を1m²当たり120ｇ程度まき、耕うん後、うねを立ててビニールマルチを張ります。

マルチ内の地温が上がったら株間50～60cmで植付けます。
接木苗は強風などで接木部分が折れる事があるので、仮支柱を立てて誘引します。

生育と収穫を安定させるには、１番花～3番花を着果させる事が重要です。
トマトトーン50倍液でホルモン処理を行い確実に着果肥大させましょう。
一番果を収穫した頃から追肥を始めます。尿素などを10日～14日間隔で与えます。

老化葉や重なっている葉の摘葉を行って樹の内側まで光が当たるようにします。
・水分が不足すると果実が硬くなったり、曲がりやすくなるので十分な水やりを心がけます。
・収穫は果実の長さ25～30cm、太さ2～2.5cmを目安に行います。